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松下幸之助さんの言葉より

2018年10月19日 (第12回執行委員会)
連合大阪 会長 山﨑 弦一

 昨日の連合中央執行委員会で、2019春闘の基本構想案が確認された。今後、討論集会等を経て、11月30日の中央委員会で方針が決定される。

 日経BPのネット記事に,1973年8月20日号の、松下幸之助さんへの編集長インタビューが掲載されていた。今、企業のデータ改ざんが報道されているが、考えさせられる内容だったので紹介する。1973年(昭和48年)なので、ずいぶん時代背景は異なるが、大変参考になる言葉だと思う。松下幸之助さんが話されたとおりに報告する。

「今日、資本主義というものは、ともすれば過当競争になるんですよ。過当競争は資金が豊富であるとか知恵が豊富であるとか、そういう人が勝つに決まっているんです。そうすると一方は成功し、一方は倒れ、非常に極端な差ができるわけですな。

 ルールをつくってやるとなれば、勝ってもきれいな勝ちになる。そうなればいいんですが、政府の行政をみていると過当競争を奨励しているようなところがありまんな。そこで力のあるものは力を乱用する。そうすると落伍者がどんどんでて社会は混乱し、結果は寡占企業になるわけですな。きわめて簡単なことなんですよ」

 もう一つ、商売についても話をされている。

「経営の基本に何があるかということが問題だね。われわれが商売をするのは、何のためにやるのか。その答えを出しておかないかんですな。会社が儲けるためにやるのか。そやないんやと。やはり社会を豊かにする一翼を担っているのや。それに反することは許されんのやと。そうした基本教育をしておかんといかんですな。やっぱり良識を養っているということが大事やと思いまんな。良識を養うについては、人間とは何ぞやとか、商売とは何ぞやとか、ということがわからぬと間違った考え方ができてしまう。何らかそういうものの目安がなけりゃいかんですな」

 随分の前の話であるが、今の世の中でもつうじる話だと思い、紹介した。

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