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第47回衆議院議員選挙に向けて

2014年11月21日(第13回執行委員会)

連合大阪 会長 山﨑 弦一

 今日の午後の衆議院本会議で解散が決まり、後の閣議で12月2日公示、14日投票の(衆議院議員選挙の)日程が確定することになります。この執行委員会では、総選挙に向けて、大阪の5人の候補者の推薦を決定していただく予定です。

 さて、今回の総選挙は、「消費税増税の先送りで国民の信を問う」ということになります。まさに元野田首相の発言ではありませんが、究極のポピュリズムだと思います。

 私は、今回の選挙は、アベノミクスの失敗を隠し、4年間の時間稼ぎでしかないと思っています。ただ、民主党に国民の信頼が戻ったのかというと、まだまだそこまでは戻っていないし、再建途上ですから、民主党としての選挙はかなり厳しいといわざるを得ないと思います。

 組合員の皆さんに訴えなければいけないのは、アベノミクスという政策で、一握りの人たちあるいは資産家・大企業に光をあてた経済政策なりをこれ以上続けさせるのか、もう一度、勤労者・生活者に光をあてて働くことを軸とする安心社会に向けて舵を切っていくのかが問われる選挙だということです。民主党も、18日現在で145名という候補者で選挙に臨みますので、政権を問う選挙にはなり得ません。いかに安倍政権の政策に、大きな軌道修正をかけていくのかという意味で、支援する民主党候補者の必勝を期していかなければならないと思います。大阪も現時点では19選挙区で5人の候補ということですから、今の異常な政治の状況に修正をかけていくためには、5人の方の必勝を期して、必死で取り組むことが必要です。

 ただ、選挙期間は限られていますので、それぞれの組織におかれましては、組合員の皆さんと、対面のコミュニケーションをとっていただいて、この選挙の意義を訴えて、家族、友人の皆さんに支持を拡大していただき、推薦候補の必勝を期してまいりたいと思いますのでよろしくお願いします。