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情報交換を密にし、2017春季生活闘争の取り組みを

2016年12月15日 (第14回執行委員会)
連合大阪 会長 山﨑 弦一

 国会が事実上閉会した。

 安倍政権が2012年に発足してから、よく言われてきたことではあるが、今国会の結果(IR整備推進法案・カジノ解禁法案の成立など)は国民の判断ということ。いかに、(選挙での投票が)間違った判断だったのかということを、しっかり訴えていくことが重要ではないかと改めて感じている。

 それにしても民進党の国会対策は旧態依然としていないか。これでは、なかなか国民の支持は集まらないのではないか。私たちとしても、さらに厳しい意見提起をしていかなければならない。

 本日は、連合大阪としての「2017春季生活闘争方針(その1)」を提起させていただくので、詳細は後程の議論にゆだねたいと思うが、春季生活闘争についても先行きは不透明だという感想を持っている。

 FRB(連邦準備制度理事会)が利上げを発表したことを受けて、円安、株高にふれており、製造業にとってはメリットがあると思うが、円安が進むことによるデメリットも出てくる。

 さらには、今日から始まる日露首脳会談、年末の安倍総理のパールハーバー訪問、年明けのトランプ大統領就任など、解散の有無も含め、経済的にもどう動いていくのか読みにくい状況である。ぜひ、情報交換を密にしながら、2017春季生活闘争に取り組んでいくので、ご支援のほど、よろしくお願いする。

 中央労福協が作成した「『これまで』と『これから』」という冊子がある。新たに作り直したもので、うまく労福協の運動がまとめられている。勉強会などでも活用してほしい。「『これまで』と『これから』」というフレーズもいいと思うし、スイッチをしていく、切り替えをしていくことは大変重要だと思っているし、ご参考にしていただきたい。

 この1年間のご指導、ご支援に感謝を申し上げる。