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連合大阪 事務局長談話

「出直しダブル選挙」の結果を受けての談話

2026年2月10日
日本労働組合総連合会大阪府連合会
事務局長 澤谷 誓之

 「出直しダブル選挙」(大阪府知事選挙・大阪市長選挙)は、有力な対立候補が不在の中、第51回衆議院議員選挙と同日に執行された。

 連合大阪は「出直しダブル選挙」について、①唐突に行われた衆議院議員選挙のタイミングに乗じ、自らの政党の政策を押し通すため、他の候補が十分な準備ができないほどの急な日程で選挙を実施したこと、②二度目の住民投票の否決を受け、吉村知事は「政治家として大阪都構想に挑戦することは二度とない」「掲げてきた都構想は間違っていた」と断言したにもかかわらず、その発言を自ら反故にすること、さらに、③1年後に任期満了による選挙が予定されているにもかかわらず、多額の税金を投じてまで「出直しダブル選挙」を行う必要はないことなどの理由により、連合大阪はこの無意味で身勝手な選挙そのものに抗議するとして、SNSを通じ、組合員をはじめ広く府民・市民に「白票」の投函を呼びかけた。
 私たちの呼びかけに賛同いただいた多くの府民・市民の皆様に感謝申し上げる。

 開票の結果は、吉村洋文 知事候補、横山英幸 市長候補の圧勝となったことは言うまでもないが、大阪市を廃止・分割する、いわゆる「大阪都構想」の実施主体となる大阪市長選挙における無効票は170,620票(投票総数の13.77%)で、うち白票は132,714票(同10.71%)にのぼった。また知事選においても同様であった。これは、この選挙に対する批判・抗議の表れであることは言うまでもない。

 吉村知事は、選挙の結果を受けて「信を得た」としているが、投票総数の10%を超える府民・市民が批判・抗議の意思を示しているにもかかわらず、それを否定し、強引に制度設計を進めることは容認できるものではない。まして、大阪市廃止・分割は大阪市民に問うものであることを申し添えておく。

 連合大阪は、大阪府・大阪市の動向を注視するとともに、具体的な制度設計等が示された際には、それが大阪府民・市民にとって有意なものであるかどうかを市民目線で検証・研究しながら、必要な対応を行うこととする。

以 上