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2026年 新年あいさつ

安心社会へ果敢にアクション!
「すべての働く人の安心・安全」の実現に向けて

連合大阪 会長 井尻 雅之

連合大阪 会長 井尻 雅之

 

 新春を迎え、謹んでお慶び申し上げます。連合大阪に集う51万人の組合員におかれましては、ご家族お揃いで幸多き新春をお迎えになられたこととお喜び申し上げます。

 平素は、連合大阪のめざすべき社会像である「働くことを軸とする安心社会」の実現に向けた取り組みに対し、深いご理解と多大なるご協力を賜り、心より感謝申し上げます。

 私たちの社会は、人口減少・少子高齢化、物価高による生活不安、AIやデジタル化の進展、グローバルリスク、気候変動による自然災害の頻発化など、まさに「100年に一度」とも言われる大きな変革期を迎えています。こうした変化の激しい時代だからこそ、山積する課題を置き去りにしてはいけないということを認識し、国と個人の中間団体である労働組合が、社会の不条理や不公正なものに対し、声を上げ続け、改善を求めていく、そのような役割を私たちは全力で果してまいります。

 連合大阪は、「持続可能な労働運動の継承と発展」にむけ、昨秋、第22回定期大会を開催し、「安心社会へ果敢にアクション!~広げよう『理解・共感・参加』の輪~」をスローガンに、向こう2年間の運動方針を確立しました。その骨格は①「連合大阪の組織力・発信力の強化」、②「地域社会と働く者が連動した共生社会への参画」、③ジェンダー平等、多様性を尊重した運動の深化」です。このほか、ディーセントワークや働く者の立場に立った政治勢力の結集と拡大をめざします。そのためにも、労働運動に対する社会からの視線を真摯に受け止め、私たちが担う機能・政策・運動をより多くの方々に発信し、共感から参加・行動へつなげることで、連帯を深めた「労働運動の社会化」を構築してまいります。

 また、物価高騰が続く社会環境の中、本年の「2026春季生活闘争」は極めて重要な役割を担います。連合方針は、賃上げの流れを止めず、「賃上げが当たり前の社会」の実現にむけ、日本の実質賃金を1%上昇軌道に乗せることです。すべての働く人の生活向上に向けて、「底上げ・底支え・格差是正」の取り組みを強化し、賃上げ要求は3%以上、定期昇給分を含めて5%以上とし、その実現に徹底的にこだわります。今後の焦点は、物価高に加えて実質賃金をプラスに転じさせることができるかであり、また、政府の経済対策や米国の関税政策などの影響も注視していきます。

 連合大阪は、構成組織、地域・地区協議会との連携をさらに深め、職場や地域の課題解決、労働法制改正への対応、そして何よりも「すべての働く人の安心・安全」の実現に向けて、力を合わせて邁進していく所存です。組合員の皆さまにとって、新たな挑戦と希望に満ちた一年となりますよう、心よりお祈り申し上げ、新年のご挨拶といたします。