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2012年4月4日更新

はたらくってどんなこと?
第7回Kids職場見学会を実施

 連合大阪は3月26日、27日の2日間、「第7回連合大阪Kids職場見学会」を行った。毎回、夏休みの後半に行ってきたこの見学会を、今回は初めて春休み期間に実施した。

 第7回の職場見学会は「ヤマト運輸株式会社」、「大阪市水道局 柴島浄水場」、「パナソニック株式会社 エナジー社」の3コース。

 ヤマト運輸コースには9人の子どもが参加。宅急便が発送されてからあて先に届くまでの仕組みを学ぶとともに、荷物の仕分けをするベース内を見学した。さらにドライバーが荷物を預かる際に使用するポータブル・ポスを使い、実際に荷物の発送作業を体験。子ども達は自宅に宛てた荷物を発送し、後日自宅で自分が発送した荷物を受け取った。

ヤマト運輸のドライバーが持つポータブル・ポスを使って伝票の読み取りを体験する

ヤマト運輸のドライバーが持つポータブル・ポスを使って伝票の読み取りを体験する

ヤマト運輸の集配車の運転席に座り、その目線の高さを実感する子どもたち

ヤマト運輸の集配車の運転席に座り、その目線の高さを実感する子どもたち

 大阪市水道局 柴島浄水場コースには14人の子どもが参加。水が蛇口から出てくるまでに配水・浄水場でどのようにきれいになっていくのかを浄水場内の見学と、ろ過実験・残塩の検査を体験しながら学んだ。また、川に生息する生物なども観察できる水道記念館も見学した。

水のろ過実験にチャレンジする子どもたち

水のろ過実験にチャレンジする子どもたち

水道記念館で淀川など、海とつながる川の水の流れを学ぶ

水道記念館で淀川など、海とつながる川の水の流れを学ぶ

 パナソニック株式会社エナジー社コースには23人の子どもが参加。ショールームや工場を見学するとともに、実際に乾電池に使われている材料を使い、手作り乾電池の製作にチャレンジした。

電池に使う粉(二酸化マンガン合剤)の扱い方の説明を受ける参加者

電池に使う粉(二酸化マンガン合剤)の扱い方の説明を受ける参加者

手作りした電池の仕上げ作業をする子どもたち

手作りした電池の仕上げ作業をする子どもたち

 各コースに参加した子どもたちは、それぞれの見学先で物流、公共事業、ものづくりの現場や仕組みを学ぶとともに、働く人たちと交流しながら“仕事”や“働く”ことに触れる春休みの一日を過ごした。

  • *本事業は2010年度 内閣府「子ども若者育成・子育て支援功労者表彰 内閣府特命担当大臣表彰」を受けた。