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橋下市長は、よき労使関係の醸成に努力すべき

2013年4月5日(於:第18回三役会)

連合大阪 会長 川口 清一

 三役会資料の最後に添付しておりますが、大阪市橋下市長による組合員アンケートに対する問題について、3月25日に大阪府労働委員会としての結論が出されました。これに対して、連合大阪としても事務局長談話を発信させていただきましたし、連合中央からも事務局長談話として、この問題に対する基本的な態度を示されております。我々としては、不当労働行為が認められたのだから、府労委命令に従って、橋下市長は誠実な対応をするべきだし、これを踏まえてよき労使関係の醸成に努力するべきだという考え方で、これからも対応してまいりたいと思っています。

 2つ目は、2013年春季生活闘争の3月末の状況として、賃金・賞与とも昨年を上回る妥結内容で推移をしております。それぞれにデフレ脱却への思いをこめて、あるいは多少は先行きに希望の持てる経済環境のなかでの精力的な交渉の成果として、結果に表れているのではないかと判断しております。

 また、非正規労働者の処遇改善についても、この春闘のなかで着実に前進がみられています。今後の交渉ステージは、いよいよ中小・地場の組合に移っていきますが、これらの交渉の成果がさらに反映されるように、産別・単組の指導のもとに成果ある解決をはかっていただきたいということを申し上げてあいさつとします。