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2010年5月7日更新

連合大阪結成20周年記念事業ファイナルイベント

第81回大阪地方メーデーに7万人
(大阪府域12万人)が結集!

 晴れ渡った青空に恵まれた5月1日、第81回大阪地方メーデーが大阪城公園・太陽の広場で開かれ、7万人の組合員と家族が労働者の祭典に集った。4月27日から5月1日までの間に、大阪府内11ヵ所で地域・地区メーデーが開かれ、5万人が結集、大阪府域では計12万人がメーデーに参加した。

7万人の「団結ガンバロウ」でメーデー式典を締めくくった。

7万人の「団結ガンバロウ」でメーデー式典を締めくくった。

 メーデー式典は、多賀雅彦事務局長の開会宣言でスタート。議長団には山口芳彦(電機連合)、山下博司(自治労)の両副実行委員長が選出され、式典の進行を行った。

力強く主催者代表のあいさつをする川口清一大阪地方メーデー実行委員長

力強く主催者代表のあいさつをする
川口清一大阪地方メーデー実行委員長

 主催者を代表し川口清一実行委員長は、厳しい雇用情勢を改善するための取り組み強化や、来る参議院選挙に向けて力を結集していくこと、そして「希望と安心の社会」を実現するという大きな目標に向かって一緒にがんばっていこうと力強いあいさつをした。

 来賓として大阪府より木村愼作副知事、大阪市より平松邦夫市長が登壇しそれぞれから激励のあいさつを受けた。

 続いて、民主党大阪府連の樽床伸二代表からのあいさつを受けると共に、第22回参議院選挙の連合推薦予定候補者13人が紹介され、代表して大阪選挙区から立候補予定のおだち源幸参議院議員が、参議院選挙への力強い協力と熱い支持を訴えるあいさつを行った。

 式典最後にはメーデースローガンを中井亜矢子連合大阪女性委員会副委員長、メーデー宣言を松下正広連合大阪青年委員会委員長がそれぞれ提案し、メーデー参加者全員で採択した後、川口実行委員長による団結ガンバロウで式典を閉じた。

 今回のメーデーは昨年の第80回メーデーから始まった、連合大阪結成20周年記念事業のファイナルイベントとしても位置づけられており、式典終了後にはファミリーイベントが行われた。連合大阪に加盟する労働組合やNPO/NGOなどの市民活動団体が多数参加し、活動紹介やバザーなど趣向を凝らしたさまざまなブースが出店され、イベントステージでは和太鼓や吹奏楽団の演奏、チアリーディングや車椅子ダンス、手話を交えた歌などが披露された。グランドではガンバ大阪サッカー教室やミニ列車の運行、電気工事用バケット車の体験なども行われ、ゴールデンウィーク前半の一日、家族連れでにぎわうイベントとなった。

メーデー宣言を読み上げる松下正広連合大阪青年委員会委員長

メーデー宣言を読み上げる松下正広連合大阪青年委員会委員長

スローガン採択をする中井亜矢子連合大阪女性委員会副委員長

スローガン採択をする中井亜矢子連合大阪女性委員会副委員長

電気工事用バケット車体験には多くの人が列を作った

電気工事用バケット車体験には多くの人が列を作った

ガンバ大阪ジュニアのコーチによるサッカー教室には100人の子どもたちが参加した

ガンバ大阪ジュニアのコーチによるサッカー教室には100人の子どもたちが参加した

多くのNPO/NGOもブース出店をし、イベントを盛り上げた

多くのNPO/NGOもブース出店をし、イベントを盛り上げた

イベントステージではさまざまなダンスや演奏が披露された。写真は、ベトナムから来日したドクさんと招聘したNPO団体

イベントステージではさまざまなダンスや演奏が披露された。写真は、ベトナムから来日したドクさんと招聘したNPO団体