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2010年1月9日更新

志高く、情熱をもった運動を

「2010新春の集い」で決意誓う

 連合大阪と大阪労働者福祉協議会は1月7日、「2010 新春の集い」を大阪市内で開いた。会場には連合大阪の構成組織、地域・地区協議会の役員、大阪府内の各自治体首長、国会議員を始めとする各級議員、関係団体役員など700人が参加した。

主催者あいさつをする川口連合大阪会長。後列は連合大阪副会長と事務局長が並ぶ。

主催者あいさつをする川口連合大阪会長。後列は連合大阪副会長と事務局長が並ぶ。

 冒頭の主催者あいさつで川口連合大阪会長は、「連合大阪の結成20周年という大きな節目であった昨年、待望久しい政権交代を実現させていただき、新しい時代のスタートをきった。今年も虎のように勢いのある元気な1年にしたい」とし、「2010年の大きな課題の一つである7月の参議院選挙に向け、推薦をしたおだち源幸さん(民主党参議院議員)の勝利のために、その役割を果たしていく。鳩山政権に対しては、この国や社会のあり方をどうしていくのか、マクロ経済のなかでどのように日本が成長力を取り戻していくかというビジョンをしっかり示していくことが求められている。この政権の成果を期待したい」と述べた。さらに、「『労働を中心とした福祉型社会』の実現をめざし、すべての働く人たちの生活の幸せを追求するという1点を掲げ、志高く、日本を良くしていくんだという情熱を持って1年間の運動に邁進していきたい」と新たな決意を述べた。

 続いて、来賓として大阪府より木村副知事、大阪府内の市町村を代表して平松大阪市長から祝辞が述べられた。

参議院選挙にむけて決意のあいさつをするおだち源幸参議院議員(おだち議員の右は樽床民主党大阪府連代表、後列は連合大阪が推薦する国会議員の皆さん)

参議院選挙にむけて決意のあいさつをするおだち源幸参議院議員
(おだち議員の右は樽床民主党大阪府連代表、
後列は連合大阪が推薦する国会議員の皆さん)

 さらに、来賓としてあいさつに立った樽床民主党大阪府連代表(衆議院議員)からは、昨年の衆議院選挙に対するお礼が述べられるとともに、来る参議院選挙への協力と、候補者となるおだち議員が紹介された。おだち議員からは「6年前の選挙でお金の使い方を健全なものにし、皆様の暮らしを安全、安心なものに変えていくということを訴えさせていただいた。この政権のもとでさらにその取り組みを進めていきたい。参議院選挙がある7月に向かって懸命に走っていきたい」と力強いあいさつがあった。

大阪労働者福祉協議会の山田理事長(前列右)に「大阪希望館」の寄付金が贈呈された。

大阪労働者福祉協議会の山田会長(前列右)に「大阪希望館」の寄付金が贈呈された。

 また、例年の「新春の集い」では、参加者を対象とした景品つきのゲームなどを行っていたが、今年はゲームを行う代わりに、昨年連合大阪も参画して活動をスタートした「大阪希望館」(仕事と住まいをなくした人のための再出発支援センター)への寄付金の贈呈を行った。

「新春の集い」を締める挨拶で、運動推進の決意を述べる多賀事務局長

「新春の集い」を締める挨拶で、運動推進の決意を述べる多賀事務局長

 「新春の集い」の最後には、多賀事務局長が「連合大阪も結成20周年を迎え、新たな運動ステージに突入した。私たちも成人式を迎えた二十歳の青年の若々しさ、みずみずしい感性で、そして虎のように雄雄しく力強く2010年の運動を進めたい」と述べ、直近にせまった春季生活闘争や新しい社会の創造に向けて、連合大阪への結集を誓い合い、集会を締めくくった。