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2006年8月7日更新

「お互いを知ること、違いを認め合うこと」
〜在日コリアンのお寺で平和集会を開く〜

講演をする崔 無碍住職講演をする崔 無碍住職

 連合大阪も幹事団体として参加する、国際女性年大阪連絡会が8月4日、「2006国際女性年平和集会」を開いた。集会には120人を超える参加者が集まり、連合大阪からも23人が参加した。

 今年の平和集会の会場となった統国寺は大阪市の文化財にも指定されている在日コリアンのお寺。集会は大阪教組の大西智子さんによる平和の歌でスタートし、その後、住職の崔 無碍(チェ・ムエ)さんから、日本と朝鮮の歴史を通して平和について考える講演があった。

 講演の中では、「自分が生きていくうえで最も大切にしているものは何か?」「その大切なもののために自分は行動しているか?」など、参加者に問いかけながら話しが進められた。そして、「平和(幸福)を実現するためにはお互いを知り、違いを認め合うことが大事である」ことが話され、平和を求めるための行動が重要であることを参加者は学んだ。